グループの根幹となる「こやまケア行動指針」を策定
濱﨑 あずささん
法人名 社会福祉法人 苗場福祉会
入職年 2003年
入職後「こやまケア運営委員会」初期メンバーの一員として、「こやまケア行動指針」の策定に携わる。家庭の事情で一度退職したものの、再び戻り十日町事業部の統括課長を務める。
一度は退職したものの
再び苗場福祉会に再入職
社会福祉法人 苗場福祉会に入職したのは2003年。前職は歯科衛生士でした。「健康倶楽部 十日町」立ち上げのときに求人を見つけて応募しようとしていましたが、面接のタイミングが合わずに断念。介護老人保健施設「みさと苑」(現在は特別養護老人ホームに転換)の求人が出た際に再び応募し、介護職員として入職しました。当時、苗場福祉会は津南町だけではなく多くのエリアに施設を展開していたため、将来性に期待したというのが苗場福祉会を選んだ理由です。
しばらくして妊娠がわかり、高齢だったため母体を優先して退職。その後「もう一度勤めてみない?」と声をかけていただき、必要とされているのであればやってみようと思い復職しました。グループホーム「ひまわり」、軽費老人ホーム「リバーサイドみさと」、特別養護老人ホーム「かりんの里」と、津南町の施設を一通り周ったのち、現在は十日町事業部の統括課長を務めています。
初めての介護福祉業界でも安心。
充実した研修制度
今でもアピールポイントのひとつですが、苗場福祉会は昔から研修体制が充実していました。私のように初めて介護職に就く人でも安心して働くことができます。研修は自己研鑽にもなりますし、成長していく上では欠かせないものですよね。今でこそオンライン研修が主流ですが、泊まりがけで福島や東京、千葉などに行き、2日間くらい研修施設に缶詰になって勉強していたころが懐かしいです。
当時は座学とグループワークが中心。グループワークをして発表、そして意見交換を行うといった内容で、研修自体はなかなか厳しかったです。ただ、別の法人の職員もいらっしゃったため、他の施設を見学させていただいたり、普段関わることのない職員と交流できたりしたのは良かったと思います。
初期メンバーの1人として
「こやまケア運営委員会」に参加
全国の各法人から代表者が集まって構成される「こやまケア運営委員会」。今もグループ規模で研修をしたり、法人の取り組みを発表したりと多岐にわたる取り組みをしているのですが、私も初期のころの「こやまケア運営委員会」に所属していました。当時はこやまケアの行動指針がまだなかった時代で、それをみんなで一緒に考えるという研修に参加したのを覚えています。
そのときにできたものが「こやまケア行動指針10か条」。私は下っ端だったのではっきりと覚えていないのですが…いろんな法人から集まった職員たちとグループディスカッションをして決めたのだと思います。湖山医療福祉グループの根幹となる部分に携われたことは誇りに感じますね。この「こやまケア行動指針10か条」は、小さなカードに書かれていて、新入職員には必ず配られます。これからも次世代にしっかり引き継がれていくと嬉しいです。
(本イタンビューは2023年3月に実施した内容です)