社会福祉法人 日翔会

たくさんの気づきと成長があるからこそ長く働ける

梅谷 秀樹さん

梅谷秀樹さん

法人名 社会福祉法人 日翔会
入職年 2005年
新規事業所の立ち上げをきっかけに日翔会に入職した梅谷さん。法人本部に所属しながら、これまでの経験を活かし、新規事業立ち上げのサポートなどを行っている。

新規事業所の立ち上げに携われる
ワクワク感から転職を決意

日翔会に入職する前は、別の法人で居宅のケアマネジャーと通所の管理者を兼務していました。鳥取県倉吉市に日翔会が新しい事業所を開設すると知り、応募したのが入職のきっかけ。私はこれまで3法人ほど渡り歩いてきたのですが、どれも新規施設立ち上げのタイミングでした。新しい施設ができると聞くとワクワクするんですよね。法人は変わってしまいますが挑戦してみようと思い、日翔会に応募させていただきました。
希望通り「倉吉複合施設つばき」に所長として配属されたのですが、最初の半年ほどは大変苦労しました。法人の知名度も低く、デイサービスの利用者さんも1日数人程度。近所のお宅を訪問して営業活動をしたり、毎月体験利用のチラシを配ったりして、やっとその芽が出てきたのが半年後くらいでした。これまで働いていた法人では触れることのなかった売上や利益率という話も出ていたため、より深く経営という部分に関われたと思います。

さまざまな気づきから
自身の成長を感じられる法人

入職して4年後にも、小規模多機能ホームの立ち上げに携わりました。通い・泊り・訪問の3部門あり、私自身、入所施設やデイサービスでの経験はあったものの、訪問介護に携わるのはこのときが初めてでした。あるとき、利用者さんの部屋を掃除して帰ってきた職員宛に、ご家族から苦情のお電話をいただきました。物の置き場所が変わっていて、本人がどこにあるかわからないと言っていると。そのときに訪問介護の難しさを実感しました。細かいことかもしれませんが、利用者さんや家族からすると、少しでも物の置き場所が変わると困ってしまうのです。それからは職員に部屋の写真を撮っておいてもらい、物の置き場所を変えないように指示することで、ご家族にも理解してもらうことができました。
長く介護の仕事をしていてもわからないことがまだまだある。日翔会に入職して改めて実感しました。私自身、これまでさまざまな法人で働かせていただきましたが、このような気づきや成長ができる法人だからこそ、ここまで長く働けているのだと思います。

新規事業に携わった経験を活かし
サポートできる人間に

日翔会に入職して18年。周りのメンバーに支えられてここまでやってこられたのだと思います。鳥取県を中心に介護事業を展開していた日翔会が初めて関東エリアに進出。その施設の施設長を任せていただいたのですが、近隣の法人から職員が手伝いに来てくださるなど、グループのありがたさを実感しました。
私は新規事業に縁があるのか、これまで多くの新規施設の開設に携わらせていただきました。入職のきっかけとなった倉吉複合施設「つばき」をはじめ、特別養護老人ホーム「華つばき」。そして、2023年5月に開設する小規模多機能ホーム「きんもくせい」の開設準備もサポートさせていただいています。現在は法人本部に所属し、法人全体を見る立場になりました。しかし、願わくはこれからも新規事業のお手伝いができればいいなと思っています。これまで多くの人に支えていただきましたので、今後は自分の経験を活かして周りをサポートできるといいですね。
(本インタビューは2023年3月に実施した内容です)