株式会社 ライフアシスト

施設運営や職員育成に携わり、あっという間の22年

碇野 敏恵さん

法人名 株式会社 ライフアシスト
入職年 2002年
医療法人社団 ひがしの会に入職した碇野さん。ひがしの会が福山市に開設したグループホームの立ち上げなどに携わる。その後、株式会社 ライフアシストへ転籍し、複合型介護施設「あしすと」の管理者を務める。

複数施設の立ち上げや管理に携われる
このグループならではの経験

もともと、医療法人社団 ひがしの会の「みゆき」に、訪問介護のサービス提供責任者で入職。グループホーム・デイサービス「えんじゅ多治米」を立ち上げるときに、大崎上島から福山市に出てきました。その半年後に「えんじゅ引野」の立ち上げにも携わり、南蔵王や久松台、新涯といった福山市内のグループホームにはほぼ行っていると思います。その後、ひがしの会から株式会社ライフアシストに転籍という形でやってきました。
現在は、デイサービスとショートステイが一緒になった複合型介護施設「あしすと」の責任者をしています。ひがしの会に入職したのが2002年なので、20年以上湖山医療福祉グループに所属していることになりますが、思い返せばあっという間でした。施設を転々としているので、そんなに長く在籍しているのかと驚きました。これだけ多くの施設の立ち上げや管理に携われるのは、湖山医療福祉グループならではかもしれません。

適正や性格が違うから
一人ひとりに合わせた育成を

ありがたいことに、部下の育成も任せてもらっています。私は訪問介護からスタートしたのですが、訪問介護というのは洗濯の仕方や干し方、片付け方など、その家のやり方に合わせて対応する必要があります。部下の育成も同じで、一人ひとり適正や性格が違いますから、その子に合わせた教え方をする必要がある。あまり意識したことはありませんが、訪問介護の経験からそういうことが自然に身に付いているのかもしれません。上司からは“肝っ玉母ちゃん”と言われていますけどね(笑)
育成に携わった部下でいうと、ショートステイ「あしすと万能倉」の管理者をしている子がいます。私がひがしの会にいたときに新卒で入職してきた子が、たまたま退職後に紹介か何かでライフアシストに来たようで。すぐに採用してもらいました。「あしすと」のデイサービスの相談員からスタートして、今は「あしすと万能倉」の管理者。彼女もよく頑張っていますよ。

お客さまから選ばれる
介護施設を目指して

ライフアシストで働いていて嬉しかったことといえば、「あしすと万能倉」が昨年5月ごろに稼働100%を達成したことです。ショートステイ60床で100%いくのが難しいと言われて結構苦労したので嬉しかったです。私がというよりも相談員さんが大変だったと思います。建物の全室に灯りが点いているのを見たときに、一段と嬉しさが増しましたね。
実は今、介護業界も厳しくなってきていて…。この近隣のデイサービスも、閉鎖したり午前中のみの稼働になったりしています。うちはお陰様でじわじわ伸びているのですが、これも相談員の地道な努力の結果で、他の施設が閉鎖したりすると「あしすとさんにどう?」と紹介してもらえるようになりました。職員たちが細かいところに気遣えるというのが「あしすと」のウリだと思うので、他との差別化ができる部分を伸ばし、選んでいただける施設を目指します。
(本インタビューは2023年3月に実施した内容です)